「男性が射精できないのは疲れやストレスのせい」
以前、どこかでそんな話を聞いたことがあります。
私はつきあって3年以上になる彼がいるんですが、半年ほど前から、SEX中に彼が射精できずに終わることが度々起こるようになりました。
冒頭の言葉が頭にあったので、きっと彼の仕事が忙しくて疲労が溜まっているせいだろうと思って、しばらく様子をみていたんです。
でも、何か月たっても改善する様子がなく、むしろ、射精できない日が続くようになっていきました。
「彼の性欲がなくなった…?」
ふと、そんなふうにも思ったのですが、彼はエッチにはとても積極的で、どちらかというと回数も多いほうにはいると思います。
射精できずに終わった後も、アレは元気なまま。
結局、最後は彼自身や私の手でイクのがパターンになりました。
悲しいことに、私の中では射精できないのに、手でしてあげるとちゃんと射精するんです。
もしかして彼が射精できないのって私のせい?
これまでおつきあいした人の中で射精できなかった人はいなかったし、以前は彼も普通に射精できていたので、まさかそんなハズはないと思いました。
でも、結果から言えば、現実はそのまさかでした。
彼が射精できないのは、私の膣に原因があったのです。
ここでは、彼氏さんや旦那さんが射精できなくて悩んでいる女性のために、原因と対策をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
適切な対策をとることで、意外と簡単に射精できるようになりますよ。
彼氏が射精できない原因は?
セックス中に男性が射精できないケースは、決して珍しいことではありません。
特に若いカップルの間で増えていて、結婚していざ子供を作ろうとした際に、旦那さんがまったく射精できず、専門医に駆け込む夫婦もいます。
あなたの彼氏さんやパートナーが射精できない場合、考えられる理由はいくつかあります。
射精ができない原因は、男性の原因と女性の原因とに分かれますのでそれぞれ見ていきましょう。
射精できない男性側の原因(一時的な症状)
男性側の原因として代表的なものは、疲労やストレスです。
射精は男性本人が自覚する以上に、体力を消耗する行為です。疲労が溜まっていると、力が湧かず、射精できないということが起こります。
また、射精には精神的なコンディションが影響を及ぼしますので、ストレスも大敵です。
性行為の経験が少ない場合も、緊張や不安からストレスがかかるため、射精できないということが起こり得ます。
ただし、これらはいずれも一時的なものです。疲労やストレスが軽減すれば、再び射精できるようになります。
経験不足のケースも、行為を重ねていくうちにセックスに慣れてくるので、ストレスは緩和されてちゃんと射精できるようになります。
あなたのパートナーがこれらに当てはまる場合、あまり大きな心配はいりません。
ただし、疲労やストレスが蓄積していくこと自体は決して望ましいことではないので、栄養や休養をしっかりとって体調を整えることが大事です。
射精できない男性側の原因(射精障害)
上記に当てはまらない場合、男性が「射精障害」を患っている可能性が考えられます。
射精障害とは、SEXで正常に射精ができなくなる疾患のことです。
圧力の強いマスターベーション(オナニー)を続けていたり、過度に激しいAV(アダルト映像)ばかりみていると、現実のSEXでの刺激に満足できずに射精障害を招くことがあります。
射精障害の治療には、専門医による継続したケアが必要になります。
ただし、射精障害は非常にデリケートな話になりますので、早計な判断は禁物です。
可能性があるからといって一方的に疑ってかかると、パートナーを深く傷つけたり、逆上させてしまうことになりかねません。
まずは、前項の一時的な原因や、次にあげる女性側の原因の可能性を探ったほうがいいでしょう。
ほとんどの場合は、この2つのどちらかですので、病院へいく必要もなく、比較的容易に改善できます。
それでも改善しない場合は、医師の診察を受けるようにしてください。
射精できない女性側の原因(膣のゆるみ)
男性が射精できないとき、女性側の原因として考えられるのは、膣の緩み=膣圧低下です。
女性の膣が緩くなり、十分な圧力を得られないためにパートナーが射精できなくなるケースです。
女性の膣は年齢とともに緩んできます。これは膣まわりの「骨盤底筋」という筋肉が衰えることが原因です。
出産や運動不足の影響もありますが、単純に年齢とともに筋力は弱くなります。
「これまで普通に射精できていたのに、最近射精できなくなった」
こういうカップルの場合、あなたの骨盤底筋の筋力が弱くなって膣圧が低下しているのが原因かもしれません。
膣圧低下は自覚しづらいですし、自分の膣が緩んでいるなんてあまり認めたくないですよね。
ですが万が一膣まわりの筋肉(骨盤底筋)が衰えていると、膣圧低下だけでなく様々な悪影響がでてきます。
- 尿漏れ
- 下半身や下腹部のたるみ
- 女性ホルモンの分泌低下
- 不感症
これらの症状が複合的に表れるのが、膣圧低下の怖いところです。
もしひとつでも症状が見受けられるなら、早急にケアしたほうがいいでしょう。
簡単に膣を鍛える2つの方法
膣まわりの筋肉(骨盤底筋)は、普段の生活ではなかなか使うことがない部分なので、自然に筋力が増すことはありません。
ですが意識的なトレーニングを行うことで、比較的簡単に鍛えなおすことができます。
私自身も、最初はハッキリした確証はなかったのですが、何もせずにはいられなくて、専門医が推奨する膣圧トレーニング(膣トレ)を初めてみました。
その結果、半年近く抱えていた悩みが、1か月もせずに解消しました。彼がセックスでちゃんと射精できるようになったんです。
以下は、私が実際に実践した代表的な膣圧トレーニングです。
- インナーボール
- ケーゲル体操
この2つは、どちらも非常に効果があり、自宅で簡単にできるトレーニングなのでおすすめです。
ひとつずつ詳しく見ていきますので、ぜひ参考にしてください。
インナーボール
インナーボールは、別名「膣トレボール」とも言われ、膣圧低下に悩む女性のために開発された人気アイテムです。
インナーボールを使ったトレーニングは、効果が現れるのが早く、すぐに膣圧アップを実感したい人には欠かせないトレーニングです。
インナーボールは通販で手軽に購入できますので、自宅で誰にも知られずこっそりトレーニングすることが可能です。
トレーニングといっても、インナーボールを膣に入れるだけの簡単エクササイズです。一日10分程度、テレビでも見ながら行えるので負担なく続けられます。
一日も早く旦那さんや彼氏さんの射精する姿を見たい方は、ぜひ試してみてください。
インナーボールの種類は色々ありますが、私のおすすめはLCインナーボールかな?
価格 | 2,200円 |
---|---|
膣トレセット価格 | 5,328円(初めての方はこちらがおすすめ) |
サイズ | 全長8.6cm・直径約3.4cm(日本人女性向け) |
ケーゲル体操
ケーゲル体操は、元々は尿漏れ対策のためにアメリカで生まれた膣圧アップ体操です。
継続的に行うことで膣圧アップの効果が期待できるため、今では膣圧トレーニングの基本として広く知られています。
- 息を吸って、膣を上に引き上げるように締め付けます(5秒)
- 息を止め、その状態で静止します(5秒)
- 息を吐き、膣をゆっくり緩めていきます(5秒)
- この運動を10回繰り返します
最初は1日3セット程度行います。
ケーゲル体操を行う体勢は、立った状態、座った状態、寝た状態のいずれでもかまいません。
これなら、自宅に限らずちょっとした空き時間に簡単にできます。
ただし、初心者の方は、インナーボールを併用してのケーゲル体操をおすすめします。
ケーゲル体操は、膣を締めたり緩めたりするだけの簡単な運動ですが、正しくその運動が行われているかどうかは、なかなか自分で確認しづらい部分です。
きちんとやっているつもりでも、適切な負荷がかかっていなければ、トレーニングの効果は半減します。
ケーゲル体操は本来なら医師の指導の下に行うほうが確実ですが、インナーボールの助けを借りることで、しっかり膣の筋肉をコントロールする感覚を掴み、正確にトレーニングを行うことができます。
インナーボールは手頃な価格で購入できるので、これから膣トレを始める方は一つもっておいて損はないでしょう。
インナーボール選びの注意点
通販で簡単に購入できるインナーボールですが、安いものから非常に高価なものまで様々です。
中には非常に質の悪いインナーボールも平気で売られています。
特に海外製の安価なものは管理が不十分で、製造過程で汚れや傷がついたものがそのまま届けられたりします。
膣に入れるものですから、衛生面で不安のある商品を使うわけにはいきませんよね。
また、海外製のインナーボールはサイズにも注意が必要です。
大きすぎて膣に入らない、という場合があります。せっかく買ったのに使えないのでは、一気にやる気がなくなってしまいます。
きちんと日本人女性向けに作られ、衛生面や安全性にも配慮されている製品を望むなら、日本製のインナーボールを選ぶのが確実です。
日本製だからといって値段が極端に高いということはありませんのでご安心を。
射精の改善の一歩はあなたから
あなたがパートナーと何でも遠慮なく話せる関係なら、射精できない原因について一度話し合ってみるのがいいかもしれません。
でも、そこまでフランクになれないカップルも多いはず。
センシティブな問題なだけに、私も、彼と相談することはできませんでした。どうしたらいいの?という焦りだけが募っていく感じで、とっても悩みました。
もしあなたが同じように感じているなら、まずはこっそり膣圧トレーニングを試してみることをおすすめします。
簡単なトレーニングですぐに効果が実感できるので、悩んでいる暇があればチャレンジしたほうが早いですからね。
成果が見えるまでは不安でしたが、彼が久しぶりに射精してくれたときの嬉しさは忘れられません。
パートナーの晴れ晴れとした笑顔が最高のご褒美になりますよ。