「またタンポン落ちてきちゃった…」
私はタンポンを使うと、奥まで挿入しても時間がたつとだんだん膣の入り口付近に下りてきてしまいます。時間がたつとズルンと抜け落ちそうになったことも・・
「これって膣圧(膣の締り)が低いせい?」
気になっていろいろと調べてみたら、膣圧が下がって悩んでいる女性は結構たくさんいることがわかりました。
「膣圧が低いかもしれない…」なんて友達にも相談できなかったので、同じ悩みを抱えている仲間が意外と多いことにちょっと安心しました。
でも、そんな友人達からもっとショッキングな話が…。
- 夫から「最近膣が緩くなったんじゃない?」と言われた
- 毎晩彼氏に「もっと締めて」とため息交じりに言われる
- SEXした相手から「遊んでるの?ガバガバだよ?」と言われた
私は彼から直接言われたことはありませんが、もしかしたらアソコが緩いと思われているかも…。そう思ったら居ても立ってもいられなくなりました。
「とにかく一日も早く膣圧を取り戻さなきゃ!」と考えた私は、一心不乱に膣トレに打ち込みました。
その甲斐もあって、今では自由自在に膣を締め付けることも!
ここでは私が膣圧をあげるために取り組んだ様々な対策の中から、実際に効果のあった方法を紹介します。
もしあなたが、膣圧が下がって悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なぜ急にユルユルに?膣圧が下がる原因は?
膣や膣周りは「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉で覆われています。
この骨盤底筋は、年齢とともに筋力が落ちてきます。運動不足だとなおさら衰えやすくなりますし、出産でダメージを受けることでも筋力が落ちます。
あなたも以下のような経験はありませんか?
- 尿が少し漏れる
- おしっこを我慢できない
- お風呂上がりに膣からお湯が漏れる
- タンポンが徐々に落ちてくる
- SEX中にパートナーに「もっと締めて」と言われる
- 下半身に無駄なお肉がついてる
いずれも骨盤底筋が衰えた結果起きている現象・症状です。
骨盤底筋群の衰えが、膣の緩みはもちろん、女性ホルモンの分泌低下や、下半身のスタイルにも悪影響を及ぼしています。
これらを自覚しはじめたら、既にかなり膣圧は低下していると思ったほうがいいでしょう。
どれか一つでも当てはまるなら、やがて他の現象・症状も現れる可能性が高く、2重苦3重苦に悩まされることになります。
実は私も、タンポンが落ちるだけじゃなく、くしゃみをした拍子に少し尿漏れをしたり、お腹周りにも脂肪がついたり…という悲しい状態でした。
いま思えば、すべて膣圧が低くなったことが原因だったんですね。
この骨盤底筋は何もせずに鍛えられることはないので、膣圧が低いことを自覚しながら放置しておくと、ますますユルユルになります。
「膣圧が下がったのかな…」と感じたら、決して甘くみないですぐ対策をとりましょう。
自宅で簡単!膣圧を取り戻す方法
膣圧は衰えた「骨盤底筋」を鍛えなおすことで回復することができます。
鍛えるといっても、ハードなトレーニングは必要ありません。ジムやヨガ教室などに通うことなく、自分の家で簡単にできる効果的な対策を紹介します。
先ほどみたように膣圧の低下は多くの女性に当てはまる問題。だからこそ、しっかりケアして他の人たちと差をつけましょう。
私が色々な膣圧対策をためしてみて、実際に効果のあった膣圧トレーニングがこちらの3種類。
- 下半身エクササイズ(スクワット)
- 骨盤底筋体操(ケーゲル体操)
- インナーボール
この3つの膣トレは、誰でも自宅で簡単にできるエクササイズです。
下半身エクササイズ(スクワット)
下半身のエクササイズは、膣圧をあげるために効果的なトレーニングです。
自宅で簡単にできる下半身エクササイズでは、代表的なものとしてスクワットがあります。
スクワットは、太ももの筋肉、お尻の筋肉、腹筋、そして脊柱起立筋(背筋)と、様々な筋肉に効くトレーニングです。
これらの筋肉は骨盤底筋群とつながっているため、下半身を鍛えることはそのまま膣圧を高めるエクササイズとして非常に有効なのです。
ポイントはワイドスタンス。
膣圧を意識したスクワットの場合、足幅を大きく(肩幅の1.5倍くらい)広げるワイドスタンスで行います。
これにより、脚が付け根から内側へ閉じようと動くので、太ももの内転筋と骨盤底筋群が鍛えられ、膣トレとしてより高い効果を発揮します。
ただ、スクワット(特にワイドスタンス)は、普段使っていない筋肉を使うので最初はやや大変かもしれません。
焦らず少しずつ慣らしながらスクワットを続けることで、着実に膣圧をあげることができるのでぜひ挑戦してみてください。
骨盤底筋体操(ケーゲル体操)
骨盤底筋を鍛える上で欠かせないのが、骨盤底筋体操(ケーゲル体操)です。
骨盤低筋体操は女性の尿失禁ケアのためにアメリカで開発されたトレーニングで、ズバリ膣圧をあげることを目的としています。
- 立ったまま、5秒かけて息を吸いながら、膣を上に引きあげるように締めていきます
- 5秒間、息を止めて、膣を締めた状態をキープします
- 5秒かけて息を吐きながら、膣の力を緩めていきます
- これを1回として10回繰り返します
- 1日3セット、空いた時間に行います
楽にできるようになったら、膣を締めてキープする時間を長くしてみましょう。
「いま膣が締まっている」
「いま膣が緩んでいる」
など、膣の筋肉の状態を常に意識しながら行うことで、膣の伸縮をコントロールでき、膣圧を強くすることができます。
ちなみに、立った姿勢でと言いましたが、実は骨盤低筋体操は座ってやっても、寝転んでやっても大丈夫!
これなら、ちょっとした空き時間に簡単にできるので長く続けられますね。
スクワットはけっこう大変…という方はまずこちらの骨盤底筋体操から始めてみるのがいいですよ。
インナーボール
骨盤底筋体操(ケーゲル体操)とともに初心者におすすめなのが、インナーボールを使った膣圧トレーニングです。
インナーボールは、膣圧が低くて悩む女性のために作られた人気アイテムで、誰でも簡単に膣トレを行えるように開発されました。
ですので、トレーニングを意識しなくても、インナーボールを膣に挿入するだけで、骨盤低筋を鍛え、膣圧を上げる効果があります。
さらに、インナーボールを使いながら先ほどの骨盤低筋体操(ケーゲル体操)を行うことで、より効率的に膣圧を高められます。
「膣を締める・緩める」という筋肉の動作が、膣内にインナーボールがあることでわかるので、正確にトレーニングを行うことができるからです。
膣に異物をいれることに抵抗のある方もいると思いますが、後述するようにきちんと安全に配慮した商品を選べば心配はありません。
膣トレ初心者の方は、まずインナーボールを試してみることをおすすめします。
知っておきたいインナーボール選びのポイント
インナーボールは楽天やアマゾンでも簡単に買うことができます。トレーニングを開始したいと思ったらすぐに入手できるのはありがたいですね。
ですが、インナーボールを購入する際にはいくつか注意すべきポイントがあります。
インナーボールは膣に挿入するものなので、安全面に配慮したものを選んでくださいね。特に素材は、医療用素材を用いた製品を選ぶと安心です。
また、海外製品のトラブルで多いのが、「インナーボールのサイズが大きくて膣にはいらない」というケースです。無理矢理いれると膣を傷つけるということもあるので注意が必要です。
私も海外製のインナーボールをいくつか購入したことがありますが、梱包が雑で「衛生的にいかがなものか…」というケースも実際にありました。
海外製品を選ぶ際は購入前にしっかりリサーチしてから購入してくださいね。あまりに安いものは疑ってかかったほうがいいかもしれません・・
一応私が使っているインナーボールも紹介しておきますね。
おすすめのインナーボールはこちら
価格 | 2,200円 |
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膣トレセット価格 | 5,328円(初めての方はこちらがおすすめ) |
サイズ | 全長8.6cm・直径約3.4cm(日本人女性向け) |
膣圧を高めてあなたもパートナーも笑顔に
「膣圧が低くて締りが弱い」なんてことは、例え夫婦やカップルでもなかなか話題にしづらいですよね。
もしかしたらあなたのパートナーも、あなたの膣圧が下がっていることを感じていながら、言い出せずに不満を募らせているのかもしれません。
もしあなたが「膣圧が低いかも…」と感じているのなら、ぜひ膣トレを始めてみてください。
膣圧の低下は誰にも起こることですから、それに気づいたことは決して悲観することではありません。
適切な膣圧ケアで、大切なパートナーをしっかりホールドしてくださいね。